理事長ルドンが4月21日(水)BSテレ東「ワタシが日本に住む理由」に出演します

日頃よりゲーム保存協会をご支援いただき、ありがとうございます。
当協会の理事長ルドン・ジョゼフがBSテレ東のテレビ番組「ワタシが日本に住む理由」にゲスト出演します。

この番組ははるばる海外から日本にやってきて、日本で職を持ち、生活をしている外国人たちの「日本に住むと決めた理由」にフォーカスしています。VTRで仕事や生活ぶり、外国人から見た日本の良さ、そして、私たちの知らなかった日本を再発見し、紹介したドキュメンタリー番組です。
ルドン個人への取材ではありますが、ゲームへの想いや当協会も紹介される予定ですので、皆さまよろしければご覧ください。

■放映番組・日時

BSテレ東「ワタシが日本に住む理由」

2021年4月21日(水)19:49~
ゲームは浮世絵!保存協会理事長のフランス人 「ワタシが日本に住む理由」

■出演者

【司会】高橋克典【アシスタント】繁田美貴【ゲスト】ルドン・ジョゼフ

「ワタシが日本に住む理由」 BSテレ東公式サイト

予告動画(Youtube BSテレ東チャンネルより)

JK-Radio

理事長ジョゼフがラジオに生出演しました

通勤途中に聴くという方も多いJ-waveの朝の人気番組に当協会の理事長ジョゼフが生出演しました。
理事長本人もリスナーとしていつも聴いていた番組です。
六本木の綺麗なスタジオで素敵な朝日を見ながら、ゲーム保存について熱く語る様子は、以下のリンクから2019年1月4日まで視聴できます!
来年の課題は協会の場所探し。個人だけでなく企業や団体など多方面からのサポートを必要としています。
お正月休みのひと時、日本のゲームを愛して海を渡ったフランス人理事長ジョゼフの声を聞きながら、ぜひ今後のゲーム保存の未来について一緒に考えてほしいと思います。
 
録音へのリンク(メディア掲載ページ)
 

J-WAVEスタジオ

六本木ヒルズ森タワー33階にあるスタジオ

東京の朝7:00

朝7時の東京の日の出

ゲーム保存協会 Game Preservation Society

NHKワールドでゲーム保存協会についての30分ドキュメンタリーが放映されました

2017年11月28日、春からの長期取材を経て、ついにゲーム保存協会の活動を紹介するNHKワールドによるドキュメンタリー番組が完成、放映されました。
Inside Lens, Game Preservation – The Quest –
 
https://www.gamepres.org/media/
 
日本が世界に誇る一大コンテンツでもあるゲーム。社会現象を巻き起こしたインベーダーゲームから、世界的なヒットアイコンになったスーパーマリオまで、ゲームは日本のポップカルチャーの大事な一要素です。このドキュメンタリーでは、こうした日本の黄金期のゲーム作品とその歴史を保存し残そうとしている当協会の活動が丁寧に紹介されています。
あまり知られていませんが、今のゲーム文化の礎ともなった70年代、80年代の古いゲームは現在、劣化の危機に直面しています。資料の散逸も進み、何もしなければあと数年後にはゲーム黄金期を支えた古いアーケードやPCゲームは壊れて動かなくなり、二度と再現できなくなってしまいます。こうした状況に立ち向かうために作られたのが、ゲーム保存協会です。
ドキュメンタリーでは普段はあまり表に出ない協会のメインメンバーたちも紹介され、失われつつある古いゲーム文化とその資料をどうやって残しているのか、修復やアーカイブの作業風景などを見ていただけます。
ドキュメンタリーの中で高井商会の高井さんが語る通り、ゲームの保存にはお金がかかります。本来であれば国などが博物館として資料を守っていかねばならないところですが、そもそも「国」を作っているのは私たち一人ひとりの国民。
このままでは、浮世絵のように資料が散逸し、日本の文化財がこの国からなくなってしまいます。ドキュメンタリー最後に理事長のルドンは次のように語っています。
“ 日本には日本人にしかない感性があります。日本のゲームには日本人にしか作れないような作品があるんです。こうした独自の歴史から再び学び、新しいものを作っていくことはとても大切で、だからこそここ日本での活動に意義があるのです。”
ゲーム保存協会の活動は、はじまったばかりです。日本だからこそ作れた作品をどこまで残せるかは、これからの活動展開にかかっています。そして歴史的ゲームへの再評価が国をも動かす文化的ムーブメントになるかどうかは、実はこの国に暮らす私たち一人ひとりの国民の力にかかっています。
現在、政府ではクール・ジャパン戦略の一つとしてゲームなどサブカルチャーに関する様々な取り組みをはじめていますが、漫画やアニメなどの表現形態にくらべると、ゲームに対する対応は後手に回っているのが現状です。資料の劣化や散逸状態がひどいゲームを考えると、今のままでは文化保護は確実に手遅れとなってしまいます。
ゲーム保存協会はNPOです。市民が、市民とその未来のために積極的に動くことで成り立っています。私たちはこれからも活動を続けますし、国とも積極的にやり取りを続けます。資料の危機的状況を正確に伝え、博物館やアーカイブ、図書館といった資料を永続的に守れる公的な枠組みを得られるよう真摯に取り組んで参りますので、ぜひ皆様お一人お一人の力を貸していただきたいのです。
活動への協力の仕方は様々です。
ゲーム保存協会の取り組みを周囲に拡散いただくことも一つですし、ゲームの歴史や文化に対する関心を他の方々と共有いただくことも一つかと思います。でも、私たちがいま一番必要としているのは、実は、保存活動を支える資金です。
ドキュメンタリーでも映っていた通り、ゲーム保存協会が保管する資料は劣化を避けるための特殊な容器に一つずつ丁寧に収納されています。紙媒体、磁気媒体など媒体ごとに分け、最大限劣化の原因となるガス等の排出を抑える工夫をしていますが、こうした容器は決して安くはありません。
また、活きたアーカイブを維持するため資料はすべてQRコードで管理していますが、資料ごとにつけられる識別番号のシールなど細かな消耗品も多数ございます。
デコカセなど修理が難しい機器には、特殊な用具が必要で、時には生産が終了しているパーツの再生産を行うことも。
どんなに情熱を注いでボランティアで作業にあたるスタッフがいても、その活動を支えるための資金がなければ、実際の作業は進められないのです。
 
現在、ゲーム保存協会の活動に賛同いただける方に、年会費制のサポーター会員への参加を呼び掛けております。1年に1度、3000円、4000円といったお好きな金額でご寄付をいただき、協会の取り組みを支えていただくシステムで、参加された方には活動内容を伝えるニュースレター、どのように寄付が使われているのかお確かめいただける決算報告などを差し上げております。
「誰かがやっているから、安心。」ではなく「これからも続けてほしいから。」の一言が、ゲームを未来に残す鍵になります。
ぜひ、ご参加をお願いいたします。
 
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