ホームページ始動

70年代から90年代にかけてのデジタルゲーム文化を保存するために活動する「ゲーム保存協会」の公式ホームページが始まりました。

ゲーム保存協会は、日本に花開いた豊かなゲーム文化とその資料の劣化と消滅の危機に立ち向かう非営利団体です。

私たちは、将来、当時のゲーム文化を研究するであろう多くの人たちのために、創造力にあふれた当時のゲームを参照する次世代のクリエイターのために、そしてゲーム文化を愛する全ての人のために、真摯な姿勢でゲーム資料と向き合います。あらゆるゲーム資料を、利益を排した公正な立場から見つめ、独自の専門技術の開発や、ゲーム文化に対する意識を広める活動を続けます。

今後、ホームページを通じた情報発信を積極的に行い、本格的なゲーム研究の良き友となれれば幸いです。

サポート会員ってなんですか?自分のため、そして未来のための、サポーター登録

みなさん、こんにちは。NPO法人ゲーム保存協会のルドンです。

ゲーム保存協会では今、サポーター会員限定のニュースレターの配布を行っています。会員として取り組みを支えて下さる方への返礼として発行している小冊子で、内容は1年間の活動のご報告や、名誉会員の皆さんのインタビュー記事、頂いたご寄付の使途をすべてご説明する会計報告などが含まれます。
ゲーム保存協会のサポーター会員は1口3,000円でお好きな口数をお選びいただき登録する形なのですが、そもそも「サポーター会員」って、何でしょう?
今日は皆さんから比較的頻繁にいただく、こんな疑問にお答えしようと思います。

■非営利活動の仕組み
80年代を中心とした貴重なゲーム資料を長期保管、保存する、有志によって設立された団体、それがNPO法人ゲーム保存協会です。NPO、つまり非営利活動を行う団体ですが、そもそも非営利とは何なのか、疑問に思う人もいるのでは。
NPO法人というのは、自分たちの利益を上げるために何かをするのではなく、公共の利益、市民全体やこの地球の未来のための活動をしている団体です。国や自治体も、市民や社会のための活動をしますが、彼らは税金という財源を持っています。NPO法人の場合、市民が活動の主体で、財政面でも、市民からの善意の寄付をベースにしています。

ゲームの保存もそうですが、本来なら国がやってくれれば良いのに、と思う活動も、自治体に十分な力がなかったり、民間にしかノウハウがなかったり、そもそもお役人さんが興味をもってくれなくて予算がもらえなかったり、今の行政の力では実現不可能なものはたくさんあります。また、企業は自分たちの売上を出さなければならないので、お金に繋がらないことや、多くの人に無償で何かを広めることなどには消極的で、活動にどうしても偏りが生まれます。
NPO法人なら、売上のことを考えず「いま必要なこと」を優先に活動ができ、また、その結果を(各種法律の範囲内ではありますが)皆さんと自由にシェアすることが出来ます。
ゲームのように一般から文化芸術としての評価が定まっておらず、企業は利益優先に動かざるをえないジャンルの歴史保存などは、まさに市民の力がなければできないことです。
「ぜひこの活動をやって欲しい!」そんな思いが実現するために必要なのが、活動を支える資金です。
NPO法人は売上を求める営利事業は行わないため、自分たちの力でお金を作ることが基本的にはできません。そのかわり、活動を続けて欲しいと考える人たちからの寄付を受け付け、活動費を賄います。

■誰のためのサポーター?
ゲーム保存協会では、物資の寄贈、ボランティアとして活動面での協力を受け付ける他、ゲーム資料の保存作業やデータベース開発、ウェブの準備など日々の業務を支えるためのご寄付を「サポーター会員会費」という形で頂いています。
長期的な資料保存には毎日毎年くり返しアーカイブの整備を続け、資料のデジタル化など作業を進めなければなりません。一回だけ寄付をするのではなく、時間の流れの中で続いて発生する活動を支援してもらうため、年会費という形で継続的な支援をお願いしています。
ゲーム保存協会のサポーターは、ゲーム保存協会の活動を支えているのですが、私たちメンバーは、頂いた会費、ご寄付は、私たちへのお金ではないと考えます。

会費として頂いたお金は、その一部はご寄付いただいたあなたのため。
アーカイブを使いたいと思う方にはご予約のもと、資料の準備をしますし、会費の使途を明確に示したいという思いでニュースレターの発行など、取り組みを一緒に監視いただけるよう情報開示に努めています。

また、会費の一部はこの社会のすべての人のため。
データベースの公開準備をはじめ、皆さんのご寄付を通じて行った取り組みの成果を、出来るだけ多くの人に自由に見てもらえるよう準備しています。世界のどこにいてもゲームの歴史を研究したいと思った方に情報が届くよう、全力で取り組みます。

そして最後は未来のため。
100年後、私たちが大切に守ってきた古いゲーム資料が、博物館や美術館で文化・芸術として真面目に議論され、研究されるその時、少しでも多くの資料が残っていれば、未来は豊かになります。

1口3,000円の会費には、そんな私たちの強い想いが秘められています。

「3,000円も払って、ニュースレターだけ?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
いいえ、3,000円はニュースレターよりももっと大きなものになって、皆さんと皆さんの未来にお返ししているんです。

もうすぐ年末。
次の1年、そしてその先の未来のため、サポーターになってゲーム資料保存の取組みに参加してみませんか?

▼サポーター新規登録はこちら▼
https://www.gamepres.org/support/

▼ニュースレターのダウンロード(会員専用)▼
https://www.gamepres.org/identity/document/