大英図書館における取組み

デジタルゲーム保存で一歩先を行くヨーロッパですが、Wired.co.ukのウェブサイトにて、2011年05月10日付けで、イギリス大英図書館での興味深い取組みに関する記事がアップされました。

※リンクが切れました

大英図書館では、すでにゲームの収集と保存保管が始まっており、私たちゲーム保存協会も使っているクリオフラックスという機器を利用して、信頼性の高い情報の抽出と保存を推進しています。

今回の記事では、昔の「書簡」にあたる資料として電子メールの保存に関する取組みが紹介され、クリオフラックス(KryoFlux)が使われていることが書かれています。クリオフラックスは、もともとSoftware Preservation Society (SPS)が作った技術で、私たちも彼らとのやり取りを続けて日本の古いフロッピーディスクなどの保存に活用しているものです。

http://www.softpres.org/home (英語)

今後ますます注目される技術になるであろう古いデジタルメディアの復元や正規のバックアップ技術、日本での普及を目指し、当団体でもマニュアルの翻訳をはじめとして、さまざまなサポートをして行きたいと思います。

ホームページ始動

70年代から90年代にかけてのデジタルゲーム文化を保存するために活動する「ゲーム保存協会」の公式ホームページが始まりました。

ゲーム保存協会は、日本に花開いた豊かなゲーム文化とその資料の劣化と消滅の危機に立ち向かう非営利団体です。

私たちは、将来、当時のゲーム文化を研究するであろう多くの人たちのために、創造力にあふれた当時のゲームを参照する次世代のクリエイターのために、そしてゲーム文化を愛する全ての人のために、真摯な姿勢でゲーム資料と向き合います。あらゆるゲーム資料を、利益を排した公正な立場から見つめ、独自の専門技術の開発や、ゲーム文化に対する意識を広める活動を続けます。

今後、ホームページを通じた情報発信を積極的に行い、本格的なゲーム研究の良き友となれれば幸いです。