イベント【メディア保存の意義と歴史】のお知らせ

日ごろNPO法人ゲーム保存協会の活動に関心をお寄せいただいております皆様に、イベントのお知らせをいたします。
ゲーム文化の保存にあたって、「なぜ保存が必要なのか」「何を保存したらよいのか」といった質問を受けることが増えて います。これまではHxCフロッピーエミュレーターなど技術面の実演を中心に行うことを考えていましたが、改めてゲーム 保存そのものに関する考え方や、他分野での保存の取り組みについての説明が必要であることを実感しています。
次回のイベントでは、改めて「ゲーム保存の考え方」についてお伝えする予定です。

日程
2012年03月25日日曜日
13:30開始(15:45頃終了予定)

場所:
東京都千代田区神田多町2-4第2滝ビル3階&5階(1Fがコンビニのサンクスです)
オアシス1室(神田北スペース)
JR神田駅北口・西口より徒歩3分、東京メトロ銀座線神田駅4番出口より徒歩3分
JR秋葉原駅電気街口より徒歩11分

無料・予約等なし

内容
1、ゲーム保存の歴史
2、ゲーム保存の上で必要なこと
3、他分野(映画、テレビ、音楽)での保存活動について
4、質疑応答

また、前回に引き続いて当団体メンバーによるHxCの展示も行います。
実機での実演等、細かな設定など、ご不明なことはぜひ会場でお尋ねください。
皆様のご来場を心よりお待ちしております。

ゲーム保存協会 ルドン

イベント【HxC実演会】のお知らせ

日ごろNPO法人ゲーム保存協会の活動に関心をお寄せいただいております皆様に、イベントのお知らせをいたします。
ゲーム文化の保存にとって、機器の劣化や故障は大きな悩みです。私たちゲーム保存協会では以前より、壊れやすいフロッピーディスクドライブを半永久的に再現するための手段として、HxCフロッピーエミュレーターを活用してまいりました。
ゲームのみならず、様々なフロッピーディスクドライブの問題を解決する方途となりうるHxCフロッピーエミュレーターですが、残念ながら日本国内で実際にこの機器を活用している例はまだまだ少数です。
この度ゲーム保存協会では、このHxCについての簡単なご説明と日本の古いPCを使った接続稼動の実演を行う場を設けます。

日程
2011年12月25日日曜日
13:30開始
(16:00頃終了予定)

場所
船堀タワーホール4階
会議室402号室
http://www.towerhall.jp/4access/access.html
都営新宿線「船堀駅」より徒歩1分、総武線「新小岩駅」より都営バス(新小21)で約15分、船堀駅前下車

無料・予約等なし

内容
1、HxCフロッピーエミュレーターに関する説明
2、現状で動作可能な国内PCなどの説明
3、実際の動作実演(PC-88MC・MSX2)
4、質疑応答

当団体メンバーがHxCについて丁寧にご説明いたします。
実機での実演等、細かな設定など、ご不明なことはぜひ会場でお尋ねください。
皆様のご来場を心よりお待ちしております。

ゲーム保存協会 ルドン

ゲーム保存協会がNPOとして活動を開始しました

寒い日が続く11月、皆様いかがお過ごしでしょうか。
年末に向けてだんだんと忙しく活気付いて行くこの季節。
今月は、ゲーム保存協会のNPOとしての活動についてご紹介したいと思います。

以前より任意団体として活動していたゲーム保存協会ですが、2011年夏ごろから少しずつ準備を進め、9月末、晴れて特定非営利活動法人=NPOになりました。
私たちの活動は基本的にはこれまでと変わりませんが、NPOとなったことで、活動内容のご紹介やゲーム保存に関するイベントの開催などさらに充実して行くこととなりました。
私たちの活動は今までと変わらず、ゲーム保存に関心がある有志らのボランティアで運営されております。
保存に関する技術的な知識の収集、ゲームに関する包括的な視点の形成、実際の資料の保有者や80年代のゲームに関係してきた技術者の方々へのご協力の要請、海外での文化財としてのゲーム保存に関する情報の翻訳配信など、未来に文化を残すために今必要な取組みを順次継続的に行う予定です。

NPO法人ゲーム保存協会については、「団体について」のページでもご紹介しております。
現在、ホームページや掲示板等を利用して多くの方にゲーム保存に関する情報や私たちの実際の活動内容についてご参照いただけるよう、ウェブ上での情報配信の準備を急ぎ進めています。
様々な翻訳資料閲覧や保存に関する基礎知識の交換の場など、用意が出来次第公開して行きますので、ご活用いただければと思います。

ゲーム文化の保存は日本ではまだまだ未開拓の分野で、意識面でも技術面でも、難しい問題が沢山あります。
NPOとしてきちんと団体ができたことで、様々な啓発活動や皆さんとのやり取りが円滑になることと期待しています。
これまで行ってきたゲーム文化の保存への取組みは変わらず、さらに責任ある立場で活動していこうと気持ちも新たに進んで行きますので、今後も皆さま、どうぞよろしくお願いいたします。

2011年11月 ゲーム保存協会一同