日経新聞にて当協会が取材を受けた記事が掲載されます

当協会が取材を受けた、日経新聞様の「ゲーム救出作戦」記事が公開されました。
Webは有料会員のみですが、2023年6/5(月)朝刊の日本経済新聞・紙媒体にも掲載されますので、是非ご覧ください。
ゲーム保存の難しさや、ご支援いただく必要性を訴えた内容となっております。

■日本経済新聞
動き出す「ゲーム救出作戦」 80年代名作に迫る腐食危機(外部リンク)

ゲーム保存協会が設立し既に11年以上となりますが、皆様のご支援に感謝するとともに、継続的な支援が特に重要であると感じています。
今後も継続して活動を進めてまいりますので、ご支援のほどよろしくお願いいたします。

国立国会図書館様・フロッピーディスクの長期保存対策に関する調査報告書のご紹介

国立国会図書館様は、電子情報の長期的な保存と利用保証のための調査研究を進めています。
このたび、国立国会図書館様より、フロッピーディスク(FD)の長期保存対策に関する調査報告書が公開されましたのでご紹介いたします。

■国立国会図書館様 電子情報の長期利用保証に関する調査研究(令和5年4月) ※外部リンク

【目次】
1 FDの基礎知識
2 FDのマイグレーション手法
3 FDの分析・マイグレーション手順調査
4 FDのマイグレーション成果物の利用環境調査
付録A FDの保存に関する情報源
付録B FDのマイグレーション手順書

当協会は、過去に国立国会図書館様が実施した同館所蔵のFDのマイグレーション作業で最終的な成果物を作成できなかったFD250枚の再マイグレーションの実施及びその手順書の作成、並びに過去のマイグレーション作業において成功していた4,300枚の成果物の利用環境に関する調査を受託し、作業を行いました。
これらは、概ね調査報告書の3、4及び付録Bにあたります。
付録Bは、FD資料の取り扱い方法やポリーヌの利用方法が確認できる内容です。多くの方にご活用頂けますと幸いです。

 


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国立国会図書館「カレントアウェアネス」に、フロッピー保存の新デバイス・ポリーヌの記事が掲載されました

名ゲームプログラマー三津原敏さんがゲーム保存協会の名誉会員に加わりました

この度、ゲーム保存協会では、90年代から多くのゲーム開発に携わり、今もゲーム業界で活躍している三津原敏さんを名誉会員としてお迎えすることになりましたので、お知らせします。

名誉会員とは

ゲーム保存協会では、ゲームソフトやハードウェア、雑誌や書籍などを収集するだけでなく、こうしたものを作っていた当時の第一線のクリエイターの皆さんとの輪も大切にしています。人がいなければ文化は生まれません。名作ゲームの裏には、必ず、一人一人のヒューマンドラマがあるのです。人の足跡を記録し、証言を記録することも大切なゲーム保存活動である、との思いから生まれたのが、ゲーム保存協会の「名誉会員」制度です。

三津原敏さんについて

1990年よりハル研究所へプログラマーとして入社。多くの作品、アプリケーション開発に携わります。1999年に同社を離れた後はミラクルアーツ代表取締役として多くの作品にプログラマーとして携わり、2012年にハル研究所に復職。2015年より代表取締役社長へ就任し、星のカービィ25周年キャンペーンなどをプロデュースし、現在はハル研究所役員を退任し、ミラクルアーツ代表取締役兼プログラマーとして活躍されています。
以前よりゲーム保存協会の活動について応援をいただいていましたが、今回改めてゲームを文化として次世代に残すという活動方針への賛同をいただきました。この度、名誉会員として当協会への参加をご快諾いただいたことに感謝申し上げます。

ゲーム保存協会を応援する三津原敏さんからのメッセージや略歴は、こちらのページでご確認いただけます。

名誉会員 三津原敏

ゲーム文化の歴史に貢献された方からの応援は、活動を続ける私たちにとって、とても心強いものです。
未来にゲームの歴史をしっかりと伝えていくために、一つでも多くの資料を残し、一人でも多くの方と協力して取り組みたいと考えているゲーム保存協会。取り組みへの参加方法は様々です。今後も名誉会員に参加いただける方が増えるよう、透明性を保った団体運営と真摯な活動展開を維持してまいります。

ぜひ今後のゲーム保存協会の取り組みへのご支援ご協力をよろしくお願いいたします。

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