イベント【フロッピーディスク資料の問題点】のお知らせ

日ごろNPO法人ゲーム保存協会の活動に関心をお寄せいただいております皆様に、イベントのお知らせをいたします。
80年代のゲーム作品が記録されるメディアとして数の多いフロッピーディスクですが、現在、このフロッピーディスクの劣化が深刻化しております。特に今、5.25インチフロッピー等現在では全く使われなくなってしまった磁気メディアに対するさまざまな知識や技術が求められています。こうしたメディアに記録されたゲーム作品を後世に残すためには非常に特殊で難しい研究が必要で、根気のいる作業の連続となります。
今回はこのフロッピーディスクについて、技術的な話しを中心に解説いたします。
フロッピーの何が難しいのか、そしてそれらフロッピーをどうすればよいのか、専門的な内容をお伝えして行きますので、ご興味ご関心ある方はぜひ会場にお越しください。

日程:
2012年5月20日(日)
13:30開始(16:00頃終了予定)

場所:
篠崎文化プラザ・第二講義室
http://www.shinozaki-bunkaplaza.com/

参加無料・予約等なし

ゲーム保存協会 ルドン

イベント【メディア保存の意義と歴史】のお知らせ

日ごろNPO法人ゲーム保存協会の活動に関心をお寄せいただいております皆様に、イベントのお知らせをいたします。
ゲーム文化の保存にあたって、「なぜ保存が必要なのか」「何を保存したらよいのか」といった質問を受けることが増えて います。これまではHxCフロッピーエミュレーターなど技術面の実演を中心に行うことを考えていましたが、改めてゲーム 保存そのものに関する考え方や、他分野での保存の取り組みについての説明が必要であることを実感しています。
次回のイベントでは、改めて「ゲーム保存の考え方」についてお伝えする予定です。

日程
2012年03月25日日曜日
13:30開始(15:45頃終了予定)

場所:
東京都千代田区神田多町2-4第2滝ビル3階&5階(1Fがコンビニのサンクスです)
オアシス1室(神田北スペース)
JR神田駅北口・西口より徒歩3分、東京メトロ銀座線神田駅4番出口より徒歩3分
JR秋葉原駅電気街口より徒歩11分

無料・予約等なし

内容
1、ゲーム保存の歴史
2、ゲーム保存の上で必要なこと
3、他分野(映画、テレビ、音楽)での保存活動について
4、質疑応答

また、前回に引き続いて当団体メンバーによるHxCの展示も行います。
実機での実演等、細かな設定など、ご不明なことはぜひ会場でお尋ねください。
皆様のご来場を心よりお待ちしております。

ゲーム保存協会 ルドン

イベント【HxC実演会】実施報告

去る2011年12月25日、本NPOの活動として初めてのHxC Floppy Emulator実演会を行いました。 資料を使った紹介と、フロッピーディスクベースの当時のパソコンを使った実演からなる簡単な講演です。

紹介は、第一回ということでごく入門的なものに留めています。

紹介は大まかに以下の3項目です。
・HxC Floppy Emulatorの開発された背景、特徴
・日本国内PCでの対応機種
・対応イメージファイル

実演はPC-8801MC(NEC)とMSX2+(SONY)の2台で行いました。 5インチと3.5インチのフロッピーが、機械的な可動部分を持つフロッピードライブと置き換えて動作する様子を見て頂きました。

今後も定期的にゲーム保存に関するイベントは行っていきたいと考えております。 今回は海外から輸入する必要のあるHxC Floppy Emulatorが実際に動作しているところを見せることを主眼として開催しましたが、ゲーム保存の必要性、文化的背景、他分野での保存活動、また別方面の技術解説などを予定しています。
ゲーム保存は特に多岐に渡る知識・技術を必要としますので、要望を頂ければ特定の項目に特化しての解説も考えています。